A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

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【自分中心心理学】「ありがとう」は、自分にけじめをつけるために言う~石原加受子の光と波のきろくより~

みなさん、こんにちは。みっくんです。

先日も書きましたが、

最近、書くことがあまりないので、

石原加受子さんのブログの引用が増えています。

それは、それで、

石原加受子さんのブログに興味を持ってくださる方が増えればいいなという思いが

あるので、ま、いっかという思いもあります。

記事を読んでくださった方の心に、

何らかの変化があればいいなと思います。

それでは、読んでください。

 

「ありがとう」は、自分にけじめをつけるために言う

 

「ありがとう」という言葉の効用は、

・まず、「ありがとう」と、相手に言葉で伝えると、自分自身が気持ちがいい。

・もちろん、相手の心も和む。

・と同時にはそれは、自分にとって、自分の気持ちに、

けじめや区切るをつけるためでもある。

ある母親がこんなことを言っていた。

「これまで、何でも自分だけでやってきました。

でも、それは、人に協力をお願いすることができないから、

一人でやろうとしていたんだと、先生に言われたのを思い出したんです。

人に頼み事をできないのは、自己評価が低いからだって」

そこで彼女は、子供の学校行事に参加しなければならなくなったとき、

仕事を休むより、思い切って、

パートの勤務時間を職場の人に交替してもらえないかと頼むことにした。

「新しい自分」に挑戦するためである。

それはうまくいった。

相手は気軽に「いいよ」と答えてくれた。

彼女はあまりの呆気無さに驚いた。

「けれども、私のほうがすっきりしないんです」と彼女は答える。

「こんな気持ちになるんだったら、やっぱり、

休んだほうが良かったと思ってしまいました」

どうしてだろう。

それは、言わば、相手に借りができてしまった。

借りをつくってしまったために、

今後、相手が何か頼んできたら、もう断ることができないのではないか。

そんな「上下関係」の卑屈な意識や、恐れがわき起こってきたからだった。

誰かに助けてもらったり、協力してもらったとき、それを「借り」と考えると、

却ってそれが心理的負担となる。

これを私は「幸せになれない」感覚と呼ぶ。

何とも言えない、そんな卑屈な気持ちを捨て去るには、

どうしたらいいのだろうか。

こんなときこそ、「助かりました。ありがとう」と、

感謝の気持ちを言葉で表現しよう。

心から「あなたに、ありがとう」。

その言葉は、一方では、自分にこう言い聞かせる言葉でもある。

これで、「思い」の貸し借りはありません。

気持ちの上での「上下関係」は持ちません。

このことで、あなたに、私の心が縛られることはありません。

あなたに感謝しつつ「対等な関係」でいます。

「ありがとう」という気持ちを、相手に言葉で伝えることが大切なのは、

こんなふうに自分に宣言して、自分のわだかまりを解消するため、

区切りをつけるためでもある。

 

いかがだったでしょうか。

自分中心心理学では、自分のこだわりを解消するためには、

どうしたらいいかという発想をします。

この場合で行くと、仕事を休んどけばよかったと後悔していることに対して、

どう、処理するかですね。

ここでは、相手に、感謝の気持ちを伝えていますが、

それは、何よりも、自分の心に決着をつけるという意味があります。

こうすることで、自分の心が解放されるからです。

僕も、何かしてもらった場合には、

必ず、「ありがとね。」と言うようにしています。

そこで、一旦、終わる感覚があるからです。

いわずにいると、なんだか、もやもやして、

すっきりしない感じがあります。

ですから、言うことによって、

相手と対等な関係を保つことができると思います。

みなさんも、何かしてもらった時には、

自分の為にも是非、「ありがとね。助かった。」を言うことをお勧めします。

そしたら、心理的な貸し借りがチャラになって、居心地よく、

穏やかに、日常を過ごせること請け合いですよ。

 

以上、【自分中心心理学】「ありがとう」は、自分にけじめをつけるために言う

 

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