先日、ガラス屋さんに
家のテーブルのガラスを持って行った。
理由は、新しいテーブルを買った当日に、
車から降ろした時に、
落としてガラスが粉々に砕けてしまったため、
新たに、買ったテーブルに合わせて、
家のお古のテーブルのガラスを
切ってはめ込んでもらうためだった。
店で、ご主人に
「もし、万が一、ガラスが壊れても、
弁償しないよ」とう話を聞いた。
純粋にガラスを買うと、
いくらになるか値段も聞いた。
加工だと、2~3,000円、
買うと、8,000円だそうだ。
それについては、
「わかりました」と言って、了承した。
壊れることもあるのだということを
ある程度覚悟した。
そして、店を出る時に、
「よろしくお願いします」と言って、
頭を下げて、お願いした。
是非、やり遂げて欲しいという気持ちからだ。
完成品を見るのが楽しみだという思いで、
店を後にした。
その後、家に、できたという連絡があった。
店に、テーブルを取りに行った。
そこには、見事に、
完成したテーブルがそこにあった。
テーブルを受け取る時に、
「ありがとうございました」とお礼を述べた。
僕は、嬉しくて、笑顔になった。
彼は、今度は、少し、険しいような、
難しい顔で、依頼した時と同じことを言った。
「壊れても、弁償は、できなかったからね」
作業が大変だったからだということだからだろう。
僕が「腕を信じていましたから」と伝えると、
彼は、満面の笑みを浮かべて、
声を出して、笑った。
僕たちは、お礼を述べて、店を後にした。
※これがご主人にガラスを
切って作ってもらったテーブルです。
ようやく、僕の部屋に置くことができて、
幸せです。よかった。