A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

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【自分中心心理学】支配的な態度の人への接し方

みなさん、こんにちは。みっくんです。

今日は、支配的な態度の人への接し方について、

皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

 

皆さんは、こういった経験を

お持ちじゃありませんか。

 

「何か、この人といると息苦しくなる。

辛い。」

「あいつのように、

無神経極まりないやつがいるから、

迷惑なんだ。腹が立つ。」

 

こんな風に、相手のことで、

苦しかったり、腹が立ったりしていると、

いつも、頭の中が他者のことで

いっぱいになって、

気分もよくないですし、

何をどうやって、解決すればいいのか、

わからなくなってしまいますよね。

 

これを自分中心心理学では、

意識が相手に向かっている状態、

すなわち、「他者中心」と呼んでいます。

 

これは、自分の態度や行動を

相手の出方で決めていくといった、

受動的な生き方を指しています。

 

一方、これに対して、

自分の意志や感情を基準にし、

行動していくやり方を

「自分中心」と呼んでいます。

 

それでは、この問題は、

どうやって、解決していくのでしょうか。

 

この場合、具体的な場面を見て、

その時、自分が何を思い、

何を感じ、どう接して、

行動したかを見ていく必要があります。

 

例えば、職場の上司が、

いつも威圧的で、人の話を聞かずに、

自分の意見だけを

押しつけてくるとします。

 

その時に、他者中心的な発想の人は、

だから、あいつは、嫌なやつなんだ。

こっちのことも考えずに、

自分の話ばかりをしてきて、

本当に迷惑なんだ。

あいつの、生い立ちを一度、

聞かせてもらいたいものだと

自分の意識が相手に向かい、

頭の中は、その嫌な上司の事で

いっぱいになっています。

 

他方、自分中心的な発想の人は、

このことをどう捉えるでしょうか。

これを二人の関係性と捉えて、

自分の問題として、

物事に対処しようとします。

 

つまり、それは、そんな上司に対して、

例えば、NOと言えない自分がいたり、

適切な距離を持って接することが

できない自分がいるということです。

 

どんなに、相手のことを心の中で、

責めたり、腹を立てたりしても、

相手が変わることは、ありません。

 

変えることができるのは、そんな、

押しつけがましいと自分に映る上司に対する、

自分の接し方です。

 

他者中心的に、自分の正しさを主張して、

上司のその非礼さを、なんとしてでも、

上司にわからせようとするやり方よりも、

自分中心的に捉えて、これに対しては、

どう対応するのかという、

自分に関心を向けて、行動する方が、

自分がきつくならなくてすむようになります。

 

例えば、威圧的に振る舞ってきた時には、

その場を離れる。

無理難題を押しつけてきた時には、断る。

 

そういった対応をレッスンするほうが、

自分の心が楽になっていくことに、

違いありません。

 

皆さんは、わからない相手に

自分の主張をわからせることが目的でしょうか。

それとも、その上司が気にならなくなって、

自分が楽になればいいのでしょうか。

それによって、自分の取る選択が

変わってくることは、

言うまでもないと思います。

 

いきなり、最初から、完璧にできることを

目指さなくてもいいと思います。

できる所からでいいので、行動してみる。

そして、やった結果、

そんな自分をよくやったと認める。

 

そんなプロセスが、自信につながっていき、

やがて、苦手な人と思っていた人に、

断ってみた結果、以前に比べると、あまり、

苦手じゃなくなってきた、

あまり、気にならなくなってきた、

楽に自分の事を表現できることができたと

自分ができたところを自分で評価して、

ステップを踏んで、少しずつ、

成長をしていかれるのが、

無理のないやり方だと思っています。

 

皆さんが自分のことを

少しずつでもいいので、

表現して行かれて、

楽になって行かれることを

心より願っています。

 

そしてまた、僕自身も、

そんな風に、自分の努力に対して、

自分を肯定して、

正しく評価できる自分になっていく様を、

自分でも認めていきたいと思っています。 

 

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