A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

  日々の雑感や出来事を書き綴っています

【自分中心心理学】「私を愛する」を優先すべきときがある~石原加受子の光と波のきろくより~

みなさん、こんにちは。みっくんです。

今日の佐賀は、そこそこの天気です。

寒いわけでもなく、暖かいというほどでもない。

風が冷たくなくなったのが、よかったです。

 

今日も石原加受子さんのブログ、石原加受子の光と波のきろくより

記事を紹介したいと思います。

子育て中のお母さんにも読んでもらいたい記事です。

それでは、ご覧ください。

 

「私を愛する」を優先すべきときがある

 

私はできるだけ「べき」という言い方はしないよう努力しているし、

自分の意識の中でも、どんどん「べき」思考を外していきたいと思っている。

けれども、ここでは敢えて「べき」と使いたい。

子供を愛している。けれども、変らない、という状況のときは。

子供が、心を固く閉ざしている。見ていて、ハラハラするぐらい荒んだ生活をする。

子供が、部屋にひきこもって、口をきいてくれない。

といった具合に、もう、あの手この手、

どんなことをやっても「万策尽き果てた」というような状況のとき、

相手を動かそうとするのは、無理である。

心のなかで、どんなに相手を愛していても、愛しているからこそ、

見ていて、心が痛んだとしても……である。

仮に、明らかに自分が悪かったとしても、

「私の責任で、子供がそうなってしまった」と嘆き悲しんでいるとしても、

そんな状況で、相手を変えることはできない。

こんなときこそ、子供よりも“私”にもどって、「私を愛する」が先である。

「私を愛するほうがいい」というレベルではない。

まず「私を愛する」である。

「私が私を愛する」を優先“しなければ”相手は変らない。

私(石原)がこう言うと、

「えっ? 子供より、自分を優先しろって言うんですかッ。

そんなこと、できません!」と抵抗する人がいる。

苦しい状況に陥っている人ほど、こんな抵抗をする人が少なくない。

けれども子供の立場からすると、

「あなたの、その頑なさが、子供を苦しめてるのではないでしょうか?」と言いたい。

では、どうしてそんなに頑なになるのか。

それが……「私を愛していない」から。

例えば、

「子供にきつく当たるのはやめよう。怒鳴るのはやめよう。どんなにそう決心しても、

気が付くと、子供に、自分の感情をぶつけてしまっているんですね」

というふうに、「してはいけない」ことをしてしまう。

それは、子供と同様に、親も、心の傷みが大きいからだ。

親が自分の傷みを抱えたまま、子供を愛そうとしても、できるわけがない。

親のほうが、愛を求めてあえいでいるのだから。

そして、愛を得られなくて、子供につい当たってしまう。こんな悪循環に陥ってる。

というふうに、自分の心を置き去りにしたままで、相手を愛するのは難しい。

だからまず、そんな状況に陥っている人ほど、「相手よりも、まず自分」である。
 

子供も自分の愛し方を親から学んでいない。

それを子供が学ぶには、誰かが見本を示すしかない。

誰が示すのか。

それを子供に押し付けてやらせようとしたら、

すでに、その時点で“支配”になっている。

だから、親が、自分を愛する。その方法を、

子供が“見て、学ぶ。じかに経験して学ぶ”。というやり方しかない。

もちろん時間はかかる。けれども、

そんな長期的な時間が必要であるほど大きな問題なのだ、

ということも自覚する必要があるだろう。

なぜなら、それが、お互いを「育て直す」期間になるからです。

 

いかがだったでしょうか。

僕が一番、印象に残ったのが、

子どもに感情をぶつけてしまうというところですね。

僕も親から、さんざん、ぶつけられて来ました。

それは、親が自分を大切にする方法を知らなかったのですね。

ですから、こちらが身をもって、自分を愛していくことでしか、

状況は、変わらないわけです。

今、お子さんがいらっしゃる方は、

是非、まず、自分を愛するを優先してほしいと思います。

それだけでも、お子さんにつらく当たったりすることが減るのではないでしょうか。

まず、自分を愛し、大切にする。

そのことで、子どももそれを学習し、

お互いが、認め合う関係に育つ。

そのためにも、今から、自分を愛するを実践して欲しいと思います。

それが自分の傷を癒やす、最善の解決策だと思います。

 

以上、【自分中心心理学】「私を愛する」を優先すべきときがある

~石原加受子の光と波のきろくより~でした。

 

aio-jp.com