近所のセブンイレブンに、
新しく入った店員の女の子は、
僕の目から見て、無類の人間好きだ。
今週1度だけ、応対してもらったことがある。
昨日、彼女を見たとき、
やっぱりそうかと思うことがあった。
それは、対応の仕方がきめ細やかで、
お客さんに一つ一つ丁寧に、
対応しているということだ。
相手の目をまっすぐ見つめて、
しっかりと手渡しで、
おつりの受け渡しをしていた。
小学生の女の子に1,000円からでいいのか、
ちゃんと向き合って、
意志確認をしていたのも、よかった。
そして、何より、
人といることに喜びを感じているというのが
素晴らしかった。
隣の店員さんと喜びを共感しようとしていた。
そのことが、全て、顔の表情に出ている。
何気ないことかもしれないが、
彼女のしていることは、
まさに、「今に生きる」という言葉がぴったりで、
とても好感が持てた。
僕が思うに、彼女は、既に、
人間世界での成功者であるに違いない。
もちろん、彼女は、勝つことを
目指しているわけではない。
ただ、人といることの幸せや、
喜びを肌で体験しているだけなのだ。
だから、その時点で、僕は、彼女のことを
成功者に違いないと言っただけなのだ。
人と共に何かを成し遂げる、
一緒にいること自体が、素直に喜べる、
そんな能力を有している時点で、
これ以上の喜びやそれを感じる幸せを
味わうことはないのではないだろうかと
思うくらいだ。
なぜなら、その店員の女の子は、
既にその喜びや幸せを感じ取っているからだ。
店員の女の子を見て、
僕もそんな生き方ができると、
とっても楽で、
充実して、達成感もあって、
満足だろうなということを肌で感じ取った。