A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

  日々の雑感や出来事を書き綴っています

【自分中心心理学】誰もあなたを傷つけることは、できない~石原加受子さん「運命は遺伝する」を読んで~

みなさん、こんにちは。みっくんです。

今日もよろしくお願いいたします。

 

今日は、石原加受子さんの著書、運命は遺伝するより、

引用しながら、文章を書いていきたいと思います。

 

みなさんの中で、人に言われた一言で、

傷ついた経験をされたという方は、多いと思います。

そんな時、傷ついて、落ち込んだりした場合、

どんな風に対処すればいいのでしょうか。

そのヒントがこの本には、あります。

それを今から紹介したいと思います。

 

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あなたは傷つきやすく、多くの人があなたを傷つけたのかも知れません。

そのために、自信を無くしていったのかも知れません。

でも、本当は、他者が自分を傷つけることはありません。

どんなに批判されようとも、責められようとも、

他者が自分を傷つけることはありません。

批判された、責められたと感じるのは、

ほかならず、他者の批判を受け入れる自分がいるからです。

非難や批判に自分が賛同してはじめて傷つけられたと感じるのです。

どんな非難や批判があっても、自分がそれに同意しなければ、

傷つくことはありません。

 

いかがでしょうか。

自分の中に同意することがあるから、

そこを拾って、傷ついてしまうというわけですね。

 

P200

他者から批判や非難を受けても、

それが不当であることを自分が知っていれば、 

それによって自分が傷つくことはありません。

自分を愛することができれば、

他者が自分を批判しても、

それに同意することはないでしょう。

傷ついたと感じるのは、自分が心の中で、

それに同意しているからです。

自分を疑っているからです。

 

かなり、核心を突いていますね。

自分が自分を大切に、愛していれば、

他者からの批判や非難に心を乱されることはないということでしょうか。

そこには、自信のなさがありそうです。

さらに続きます。

 

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同時に他者がそういう見方をするからと言って、

その人の考え方を変えてあげようとする必要もありません。

人は、自分が変わろうと決断しない限り変わりはしないからです。

自分自身が自由に思考することができるように、

他者も自分なりの考え方をする自由があります。

自分が思考する自由を認めてもらいたければ、

他者も(それがどんなに不当であっても)

思考する自由があるということを認めなければなりません。

 

相手の自由を認めるということは、自分の自由を認めることにつながります。

この考え方を取り入れると、自分の自由があって、非常に楽になります。

 

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どんな悪口も、それはその人の意見に過ぎないのです。

他者の単なる意見に自分が同意したときはじめて、

自分が傷つけられたと感じます。

さらに、相手の意見を正そうとやっきになるから腹が立つのです。

「自分が正しい、相手が不当だ。

だから相手が考えを変えて自分に屈服しなければ許せない」と

考えたときに腹が立つのです。

 

いかがだったでしょうか。

自分が傷ついたと感じる時は、

自分の中に、その言葉に対して、引っかかるものがあるということですね。

つまり、相手の言葉に同意があるということです。

相手の意見は、単なる相手の意見として、従う必要がないんだと思える人は、

そこに、同意がなく、相手から傷つけられたと思うこともなくなるでしょう。

最後にこの箇所のまとめを引用して、終わりにしたいと思います。

 

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自分が嫌われてまで、

相手を変えてあげようとする親切心は必要ありません。 

もちろん、相手と実際的な利害関係が生じたときは、

相手がどうするか、ではなくて、

自分が相手に対してどういう決断をするか選択しなければならないことも

あるでしょう。

でも、不当に扱われようと、それに対して主張できる自分がいれば、

何も恐れることはないはずです。

 

自分中心になって、自分を表現していくことで、

自分を守ることもできます。

 

みなさんも誰もあなたを傷つけることは、

できないんだということをしっかり認識して、

自分を守る術を身につけていただきたいものです。

 

以上、【自分中心心理学】

誰もあなたを傷つけることは、できない

~石原加受子さん「運命は遺伝する」を

読んで~でした。