A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

  日々の雑感や出来事を書き綴っています

ボケとツッコミがなくなる日~ぺこぱの漫才を観て~

みなさん、こんにちは。みっくんです。

ブログに訪問していただいて、

ありがとうございます。

 

みなさんは、2019年12月のM-1グランプリは、

ご覧になったでしょうか。

(観てない方で、これから、観るつもりの方は、

これから、誰が何位だったのかと

ネタのタイトルも書きますので、

記事を見ないようにしてください。)

 

僕は、普段、テレビを全く、

観ないのですが、

家では、テレビがついてるので、

目にすることは、あります。

 

M-1グランプリ

リアルタイムで、

少しだけ、観ました。

 

それで、M-1グランプリが終わった後、

結果が気になっていたので、

次の日にネットニュースで、

結果を確認した所、

優勝したのがミルクボーイで、

かまいたちが2位でした。

 

かまいたちは、前から知っていて、

今回、優勝するかもと思っていましたが、

結果は、2位でした。

それでも、すごいですけどね。

 

それにしても、

ミルクボーイの漫才、面白かったです。 

 

僕は、ミルクボーイが歴代最高得点を叩き出した所は、

テレビで観たのですが、

その後は、観てなかったので、

漫才は、後から観ました。

 

コーンフレークと最中を題材にした漫才でした。

ダウンタウンの松本さん曰く、

行ったり来たりの漫才でしたね。

 

今まで、全く、聞いたことのない漫才師でしたが、

優勝できて、よかったと思います。

 

で、ここからが本題ですが、

1位がミルクボーイで、

2位がかまいたちというのは、わかりましたが、

3位にこれまた、聞いたことのない漫才師の名前があって、

それが話題になっていたので、

気になって、調べました。

 

その漫才師の名前は、ぺこぱです。

テレビでは、二人の漫才を観なかったのですが、

何だろうと思っていました。

 

そんな時に、

彼らの漫才を目にする機会がありました。

 

ネタの具体的な内容は、

割愛しますが、

ツッコミ?の松陰寺さんは、

相手の言ってることや、

やってることに対して、

ツッコみそうで、ツッコまずに、

それを受け入れて、

肯定するんです。

相手の言ってることや、

やってることを否定しないんですよね。

どこまでも肯定していました。

 

二人の漫才は、最初から、

最後まで、これが徹底されていました。

 

どこまで、行っても否定しない。

相手の方が何をしても、肯定する。

ツッコみそうで、ツッコまない。

今までに見たことのない、

斬新な漫才でした。

 

普通だったら、

こんな風に言われるだろうと身構えてた所に、

それを肯定されるというのが僕は、興味深かったです。

 

ボケが常識から、

外れたことをして、

ツッコミがそれを是正するから、

笑いになるという構図は、

変わらないのかもしれないけど、

松陰寺さんのやってることは、

相手のことを是正しないので、

逆に失敗してもいいんだよ、

そのままでいいんだよという

価値観の持ち主なのかなという風に思えました。

 

失敗しては、いけないと思うと、

余計に失敗します。

しては、いけないと思うと、

余計な力が入り、

緊張するからです。

しかし、その時に、

自分が緊張してるなと気づいた時に、

緊張は、緩みます。

自分自身で、自分のそのままを受け入れたからです。

 

記事を書いてて、

そんな認識をしている自分が

引き出されるきっかけになりました。

 

また、松陰寺さんが過去に、

芸風に迷っていると発言している番組がありました。

とても好感が持てました。

ありのままをさらけ出す所が

人気が出る秘訣なのかもしれませんね。

 

そして、ぺこぱが出ている別の番組を観ました。

松陰寺さんが別の芸人さんのボケに対し、

ツッコまずに、肯定して、

笑いを取っていました。

 

それを見ていた、

そのボケた芸人さんの相方さんが

「今までだったら、

俺が何やってんだよとツッコむ所だけど、

何か、それをやると

俺が古い時代の笑いをやってるみたいになるな。」

みたいなことを言っていたのが印象的でした。

 

色んな価値観を持った人がいます。

ツッコまないで、肯定することが笑いになるということは、

自分のことを大事にしようと思ってる人達がいるということと、

それを認識している人達が一定数、いるのかなと思いました。

 

将来、ボケとツッコミがなくなる日が来るのかなと思ってしまいました。

 

以上、ボケとツッコミがなくなる日~ぺこぱの漫才を観て~でした。

 

最後まで、読んでくださって、ありがとうございました。