A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

  日々の雑感や出来事を書き綴っています

【自分中心心理学】石原加受子さん「言いたいことがもっとラクに言える自分になる本」を読んで

みなさん、こんにちは。みっくんです。

 

今日は、とても、暖かいです。

 

先ほど、タバコを買いに行く時に、

いつも着ていく上着

脱いで、行きました。

 

もうすぐ春ですね。

 

体も気持ちもゆったりとできる季節が

近づいています。

 

今日は、Amazonで先ほど、

手に入れた、石原加受子さんの

「言いたいことがもっとラクに言える

自分になる本」を紹介したいと思います。

 

とても平易な文章で書かれていて、

一気に最後まで読めました。

 

読後感に、爽やかで、

優しい気持ちになれる印象が

残りました。

 

ちなみに、この本は、

ミニマリストのび太無印良品大好きブログの、

のび太さんのブログを見て、

購入を決めました。

 

www.muji-nobita.com

 

僕以外の方で、自分中心心理学の本を読んで、

ブログで紹介している方を見つけて、

嬉しかったです。

 

今回、読んでいて、

具体的な例と共に書いてあった箇所があったので、

そちらを紹介したいと思います。

P120

地元密着型の小さなスーパーマーケットに勤めるSさんは、

ある日店長に呼ばれて、こう言われました。

「毎日ご苦労さま。君の仕事ぶりには、いつも感心しているよ。

ところで相談なんだが、パートさんのやりくりがつかなくて、

よわっているんだ。

来月から週二日の休日のうち一日だけ出勤してくれないかな。

ほかのみんなは協力してくれるって言っているんだが。

 

Sさんは、とうとう来たなと思ったそうです。

 

いかがでしょうか。

 

こんな時に、自分中心的な発想で、

対応するとどうなるでしょうか。

 

まず、自分がどうしたいのかが

大事になってきます。

 

前もって、自分の気持ちを確認しておくと

揺れずに済むとのことです。

 

自分でもどうしたらいいか、わからない場合は、

そのことを自覚しているだけでもいいそうです。

 

こんな時は、相手の話を聞くだけにして、

「まだ、どうしていいかわからないので、

後日、返事をしてもいいでしょうか?」と

即答せずに、返事を保留にしておいて、

じっくり考えるという方法もあるみたいです。

 

P124

Sさんのような立場に立ったときに、ぜひ覚えておいてほしいのは、

次のような対応です。

・すぐに決めることはない。

・即答する必要はない。

・返事を保留にする言い方ができるよう、レッスンしておく。

 

Sさんは、どうすれば、

自分の気持ちを大切にして、

自分が納得できるか考えて、

店長に伝えたところ、

想像していたのとは、

違う内容になったそうです。

 

P127

「先日の件だけど、来週からいいかなあ」

Sさんは一呼吸おき、レッスンを思い出しながら、こう答えました。

「はい。私も店の事情はわかっていますので、

できることはしたいと思います。

ただ、毎週となるとちょっと体力的に・・・・・・。

せめて隔週というわけにはいきませんか?」

「それじゃあ人手のやりくりがつかないんだよ!

さっきもレジ係の女性が辞めると言ってきたし・・・・・・」

このときSさんは、ふと、

「いったいいつまで、休日返上になるんだろう?」と

いう疑問が湧いてきました。

「ちょっと聞いていいですか?」

自然とそんな言葉が出ていました。

「なんだい?」

「休日返上というのは、いつまでなんですか?」

「ああ・・・・・・、それは、考えていなかったなあ」

「期限を決めずにこれからずっととなると、

とても無理だって気持ちになってしまうのですが・・・・・・」

店長はしばらく黙ったまま天井を見上げていました。

「確かになあ、そうだよなあ・・・・・・。

わかった、少し期限を考えてから、また話をするよ」

 

こういう形で、話し合いは、

終わったそうです。

 

結局、Sさんの一言で、店長は、

休日返上の期限を3ヶ月間と決めて、

その後、この問題は、

新しく店員を雇うことで決着したそうです。

 

Sさんは、相当悩んでいたそうですが、

あっけない幕切れに全身の力が

抜けていくような感じがしました。

 

伝える前は、店長と気まずい関係になるのを

心配していたのですが、

それどころか、

言ってくれて助かったと感謝されたそうです。

 

自分の気持ちを伝えると、

相手も考えてくれるということを

肌で感じとったそうです。

 

P131

こんなふうに、自分がさまざまな問題で人と話し合うときは、まず、

自分の気持ちや欲求を基準にして、

「どうすれば、自分が納得できるのか」を

”具体的に”考えてみることです。

Sさんのケースでいえば、次のようなことです。

・隔週だったら引き受けていい。

・毎週だったら、その分の手当を支給してもらったり、

 給料を上げてもらいたい。

・休日を返上しない代わりに、毎日の勤務時間を延長して、

 営業時間を長くするというのであればかまわない。

・今回のように、期限付きでの休日返上だったら協力したい。

 

今回は、いいなと思った所を

具体例と共にお伝えしました。

 

自分の気持ちや感情を言葉にして伝えることで、

自分もほっとし、相手も理解を示してくれる。

 

そんなスキルが自分中心心理学には、あるのですね。

 

これを感情の言語化プラス意志と呼んでいるそうです。

 

自分の本当の気持ちを言語化して伝えると、

自分がほっとします。

 

そして、意志を伝えると、

自己完結した感じがするので、

満足度が高くなります。

 

僕もこの本を読んで、自分を表現することで、

どんどん心を解放していきたい気持ちに

なりました。

 

みなさんも、自分の意志や気持ちや感情を

大切にして、そこに寄り添った表現をしていくと、

心がほっとする体験を

されるのではないでしょうか。

 

参考にしてみてください。

 

以上、【自分中心心理学】石原加受子さん

「言いたいことがもっとラクに言える

自分になる本」を読んででした。

 

最後まで、読んでくださいまして、

ありがとうございました。