A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

  日々の雑感や出来事を書き綴っています

【自分中心心理学】深刻に悩んでいる人に対する接し方

みなさん、こんにちは。みっくんです。

いつもブログに訪問していただきまして、

ありがとうございます。

 

今日は、深刻に悩んでいる人に

対する接し方について、

学んでいきたいと思います。

 

みなさんは、深刻に悩んでいる人に対して、

どのように接しますか?

 

同情したり、

そんなのでは、駄目だよと

発破をかけたり、

色んな方法で、接すると思います。

 

そんな時にどうすればいいのか。

 

自分中心心理学、心理カウンセラーの

石原加受子さんの著書

「自分を好きになる 

ため息を元気に変える7か条」より、

接し方を紹介したいと思います。

 

P197

もし、あなたの親友が、

何かで苦しんでいるとします。

失恋したということでもいいでしょう。

親友のそんな姿をみているだけで、

あなたはつらくなるほどです。

あなたがその親友を力づけたいと思うとき、

あなたは、どんな気持ちで

親友に接すればいいでしょうか。

 

ちょっと、実際に、

そのような場面に自分がいると思って、

考えてみてください。

 

P198

たとえば、

①親友に、同情して、

あなたもつらい気持ちで親友のそばにいる。 

②親友に意識を向けて、

「あなたには力がある。大丈夫だ、

きっと立ち直れるよ」という気持ちで、

親友のそばにいる。

③あなた自身の気持ちを大事にしながら、

「私はあなた(親友)を愛しています」と

言いながらも、

その愛を押し付けず、

あなたが静かに愛情をもって

親友のそばにいる。

 

みなさんは、何番を選択しますか?

 

さて、この3点の接し方で、

もっとも親友が元気づけられるのは

どれだと思いますか。

結論からいうと「③番」なのです。

「えっ!」と意外に感じた人はいませんか。

では、順番に説明していきましょう。

まず①番は、あなたの中に「同情」があります。

P199

この本では「同情」については

詳しく扱っていませんが、

簡単にいうと、

私は同情もまた、

「相手を支配したり

操作するための一手段だ」と

考えています。

これを私は「同情の支配」と呼んでいて、

この同情の支配は、

はっきりと目にみえない支配だけに、

やっかいなのです。

同情してもらうために病気になる、

というのも「同情の支配」の一種と

いえるでしょう。

このように同情で親友のそばにいると、

親友の失恋した悲しみは

ますます強くなっていって、

親友が「死にたい」と漏らせば、

あなたも「一緒に死んであげよう」という

気持ちになっていくかも知れません。 

 

なるほどですね。

僕も深刻になって、

相談されると

自分も深刻になって、

同情するなと思いました。

 

次は、②番です。

②番はどうでしょうか。

これは、ある部分では、

あなたが親友に意識を向けている

「他者中心」の接し方です。

もちろん親友は、あなたから

「そうだ、頑張ろう」と、

とても勇気づけられるでしょう。

でも、あなたが親友に意識を向けて

「頑張れ」と要求し過ぎると、

「頑張ろう」という気持ちが

出てくる半面、

「まだ、頑張るのはつらい」という気持ちに

なるかも知れません。 

 

これもやりがちですね。

 

相手に発破をかけて、

そんなのでどうすると

自分の基準を押し付けがちです。

 

そうなると、相手は、

そう言われると、

余計に辛いという気持ちに

なるかもしれませんね。

 

それでは、最後、③番です。

 

では③番ではどうでしょうか。

 P200

これは、ある部分では、

あなたが、あなた自身を大事にしながら

親友と接する「自分中心」の接し方です。

「親友を愛している」という自分の

その気持ちを大事にし、

親友に対する愛を、

「あなた自身が体感」しながら

親友のそばにいるのです。

その気持ちは、相手に伝わります。

親友は、あなたに「愛されている」と

実感することができるでしょう。

言葉であれこれと無理に

アドバイスをしたり、

説得する必要はありません。

あなたが自分の気持ちを大事にして、

「親友を愛していると感じる」のです。

そうすることで親友は、

「私は失恋したけれども、

友達に、こんなに愛されているんだ」という

心の安らぎや癒しを得るのです。

 

いかがだったでしょうか。

 

そうですね。

 

相手を見つめるだけで、

いいのです。

 

相手を大事に思っているよという

気持ちだけでいいのです。

 

私たち自身が自分の気持ちや

感情や感覚を大切にして、

相手に寄り添うだけで、

相手は、信頼されているという感覚になり、

自分の力で悩みを解決しようとします。

 

その糸口になるのが

自分中心になるということですね。

 

そんなことをこの本から学びました。

 

僕もこれから、

相手に同情したり、

発破をかけたりするのでは、なくて、

相手に寄り添い、

信頼するというスタンスで、

行こうと思いました。

 

もちろん、具体的に、

問題解決するための提案も

必要になってくると思いますが、

まずは、相手を信頼すると、

相手は、自発的に変わろうと

するのだというスタンスで、

接したいと思います。

 

以上、【自分中心心理学】

深刻に悩んでいる人に対する接し方でした。

 

最後まで、読んでくださって、

ありがとうございました。

 

 

愛するということに抵抗がある方は、

自分が感じていることを大切にすると

置き換えてみてください。

相手といる時に、

自分が感じていることに

焦点を当てるということです。

ただ、それを感じているだけで、

それが相手に伝わります。

やってみてください。