こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
最近、日中、暑い日が続きますが、
いかがお過ごしでしょうか。
お変わりありませんか?
今日は、自分中心心理学、
石原加受子氏の本、
「コレだけで、あなたの生き方は、
一瞬にして変わる」の中から、
一部分を抜粋して、
その箇所の感想を述べてみようと
思っています。
自分中心心理学とは、
何?という方にとっても、
わかりやすく、
お伝えしたつもりです。
ぜひ、最後まで、
お読みになってみてください。
よろしくお願いいたします。
P58
こんな会話の例があります。
「ねえ、この前の話だけどさあ」
「なんだよ、いま、忙しいから
聞いているひまなんてないよ」
「忙しいってさあ、いっつもそうじゃない。
忙しくないときって、ないの」
「だから、何だよ、早く言えよ」
「もう、いいよ」
「なんだよ、お前から言い出しておいて、
もういいってことはないだろう。まったく!」
唐突ですが、この文章を読んで、
どんな気持ちになりましたか?
え?特に違和感ない?
そうですか。
わかりました。
では、こちらの文章は、
いかがでしょうか。
P59
では、この会話はどうでしょうか。
「少し時間とれるかなあ・・・・・・」
「何?・・・・・・」
「忙しそうだけど、いいの・・・・・・」
「ああ、大丈夫だよ・・・・・・。
じゃあ、5分だけ、待ってくれる?」
「いいよ・・・・・・」
「お待たせ、何?・・・・・・」
「この前のことだけどさあ・・・・・・」
「ああ、この前のことね・・・・・・。
僕も、まだ気になってたんだ・・・・・・」
「あ、そうなの」
「うん、でも、
自分から言い出せなくってさ・・・・・・」
いかがだったでしょうか。
先程の会話文とどこが違うか、
お気づきになりましたか?
この・・・・・・に、
相手に対する、信頼感や安心感が
現れているのですが、いかがでしょうか。
(本の中では、3秒間を味わって、
実感してみてくださいと
書いてあります。・・・・・・が3秒です。
長く感じますか?)
最初の文章には、それがなくて、
お互いに相手のことを尊重しないで、
自分の我を通すような言い方に
なっています。
一方、後の文章は、
相手が自分の気持ちを
受け止めてくれるという
安心感があります。
ですから、互いに、相手の意見を
最後まで、聞いて、その後で、
自分の気持ちを言葉にして、
伝えることができているのです。
違いにお気づきになりましたか?
これは、実際に読んでみると、
その感覚の違いを掴みやすいと思います。
これが自分中心心理学です。
「自分中心」とは、
決して、他人のことをむげに
扱っていいというものでは、なくて、
むしろ、その反対で、
自分を大切にすればするほど、
相手のことも同じように
大切にできるという見方です。
「自己中」とは、異なります。
自分の心に根ざした生き方が
「自分中心」です。
他方、生き方の基準が
他者にあることを
自分中心心理学では、
「他者中心」と言っています。
こちらの記事も
参考にしてみてくださいね。
今日の例文の場合、
最初の会話は、
どちらかと言うと、
「他者中心」の会話、
後の会話は、
「自分中心」の会話です。
価値判断の基準が「相手にあるのか、
自分にあるのか」ということですね。
お時間がある時にでも、実際に、
先程の会話の例文を声に出して、
読み比べてみてください。
感覚の違いに気づくことが
あるかと思います。
怒りながら、話すのか、
穏やかに、気持ちを
受け止めながら、話すのか。
ぜひ、お試しになってみてください。
それでは、今日は、
これで、終わりです。
以上、【自分中心心理学】石原加受子氏
「コレだけで、あなたの生き方は、
一瞬にして変わる」を読んででした。
最後まで、読んでくださいまして、
ありがとうございました。
またのご訪問を楽しみにしています。