A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

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【自分中心心理学】石原加受子さん「自分を好きになる ため息を元気に変える7か条」より「白か黒か」と決着をつけない。

みなさん、こんにちは。みっくんです。

いかがお過ごしでしょうか。

 

今日は、久しぶりに、石原加受子さんの本から引用したいと思います。

本のタイトルは、「自分を好きになる ため息を元気に変える7か条」です。

その中で、「白か黒か」と決着をつけないをご紹介したいと思います。

 

P116

◆「白か黒か」と決着をつけない

 

 あなたは、好きな人が多いですか。それとも嫌いな人が多いですか。

自分の付き合う人達を、

好きか嫌いかの2つに分けていくとどうなるでしょうか。

 

P117

「あの人は仕事が遅いから嫌い」「この人は食べ方が下品だから嫌い」

などどいう見方で分けていくと、

どんどん嫌いな人が増えていって、

最後には、好きな人が存在しなくなってしまうのではないでしょうか。

 好きな人に対しては、優しい気持ちで接することができるでしょう。

 けれども、「嫌い」と決めてしまった人に対しては、

表情が硬くなり、態度もとげとげしくなっていくはずです。

もちろん、そんなあなたの雰囲気は相手にも伝わるので、

関係が、ぎすぎすしてしまいます。

 このように、自分の意識のなかで

「好きか嫌いか」にはっきり分けてしまうことを、

私は「二分化思考」と呼んでいます。

 でも、本来ならば、Aさんとは仕事で付き合う、

Bさんとはお茶を楽しむ、Cさんとは趣味が共通、

Dさんとは旅行仲間、Eさんとは恋人というように、

付き合い方にはいろいろあるのです。

また、そうやって付き合うほうが、

「好き嫌い」で分けてしまうより楽に付き合えます。

 

P118

 Aさんとは仕事がうまくいけばいいのであって、

別に好きでなくても構わない。

 Bさんとはお茶を飲んでるときだけ一緒にいればいいのであって、

終わった後に、プライベートで好き合う必要はない。

 Cさんとは趣味の同好会のときにたのしめばいいのであり、

好きか嫌いかは関係ない。

 このように考えれば、

「好きか嫌いか」「敵か味方か」なんて関係なくなって、

気持ちもずっと楽になりますね。

 感情や考え方のすべてで、

お互いに重なり合うようにと行動したり、

期待するほうが、土台、無理なんです。

 人間を円形にたとえると、

自分という円のまわりにたくさんの円(他の人)があります。

 半分重なり合う円もあれば、ほんの少し重なる円もある。

点で接する円もあるし、

中には重なり合わずに離れて存在する円もあるでしょう。

 共通する部分で付き合えばいいのです。

「好きか嫌いか」と白黒つけるのをやめれば、

あなたは豊かで楽な人間関係を築くことができるでしょう。

 

いかがだったでしょうか。

あなたは、もう、このような考え方を取り入れていて、

既に、実践しているでしょうか。

それとも、今までにそんなことは、考えたこともなかったでしょうか。

これを読んで、そんな考え方もあるのだなと思えましたか?

それとも、こんな風にできるわけないだろと思いましたか?

人によっては、こういう人は、

冷たい人みたいな印象を持つかもしれませんね。

 

人に、自分の全てをわかって欲しいと思う人もいると思いますが、

それは、土台、無理な話のようです。

 

僕の場合、この人とは、政治の話、

この人とは、世間話、

この人とは、話すことは、ない。

この人とは、飲み屋さんだけ、

この人には、何でも話せるという感じで、

人との距離感覚がきちんと掴めているように思います。

あまり、好き嫌いに囚われることなく、

自分の目的だけを達成しているという感じです。

それで、有意義な時間を過ごせます。

以前は、できませんでした。

 

相手に対して、感情的にこだわりがある人ほど、

このように目的別に付き合えないでしょうね。

今でも、感情的になるとそれができなくなって、

相手に対して怒りの感情が湧いたりしてしまいます。

 

人と付き合う時にいい時間を過ごせればいいですね。

今日の記事がみなさんのお役に立てれば、幸いです。

何かの参考にしてみてください。

 

以上、【自分中心心理学】石原加受子さん

「自分を好きになる ため息を元気に変える7か条」より

「白か黒か」と決着をつけない。でした。

 

最後まで、読んでくださって、ありがとうございました。