A Sky Blue Diary~想いをかたちに~

  日々の雑感や出来事を書き綴っています

【自分中心心理学】「思考」が「感情」をつくる

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

 

今日は、久しぶりに、

自分中心心理学の記事です。

 

自分中心心理学とは、

心理相談研究所オールイズワンの

石原加受子氏が始めた心理学です。

 

詳しくは、ホームページやブログ内を

参照してみてください。

 

端的に言うと、自分を大切にする心理学です。

 

私も石原加受子氏のカウンセリングやセミナーなどで、

たくさんのことを学んできました。

 

今日は、その中から、

「思考」が「感情」をつくるということについて、

お伝えしようと思います。

 

石原加受子氏の著書、「自分を好きになるー

ため息を元気に変える7か条」から、

そのまま、引用したいと思います。

 

 P132

◆「思考」が「感情」をつくる

さて、感情を考える上で

切っても切り離せないのが、

思考の存在です。

あなたは感情と思考では、

どちらが先にくるものだと思いますか。

言うまでもなく、

感情とは「喜怒哀楽」のことです。

みなさんはふつう、

感情はパッと瞬間的に感じるもので、

思考はその後にやってくるものだと

思ってはいませんか。

ところがこれは、逆なんです。

実は、思考が感情をつくっています。

「怖い、腹が立つ、楽しい」という感情が

一瞬にして起こるときにも、その前に、

思考が働いています。

たとえば、街ですれ違った人に

足を踏まれたとします。

こんな場合も、腹が立つ前に、

思考が働いているのです。

「他者はじゃまだ」「敵だ」という否定的な考えが、

根底の「信念」の中にあるのです。

P133

だから、足を踏まれたという状況だけで、

相手に対して敵意を感じて腹が立ってくるのです。

客観的な事実はといえば

「踏まれた足が痛い」ただそれだけですね。

すれちがいざまに肩がぶつかって、

「なんだこいつ、チクショウ」と

思ってしまうのも同じです。

心の中に他人に対する敵意を、

前提として持っているからなのです。

足を踏まれる前の心の状態は

どうだったのでしょうか。

いやなことがあって、

イライラしたりしていませんでしたか。

否定的な思考をしていたところへ、

足を踏まれたから、腹が立ったんですね。

このように、感情が起こる前には

思考が働いているのです。

ということは、感情を好ましいものにするには、

思考をかえていけばいいのです。

自分の思考をチェックして、

それが否定的なものなら肯定的なものに

変えていくだけで、感情は、変わってきます。

もしあなたが、否定的な感情をいだくことが

多いなら、感情が起こった直前に、

どういったことを考えたか、

紙に書き出してみてください。

それをチェックして、

その思考を変えてみることから、

はじめてみませんか。

 

いかがだったでしょうか。

 

私たちは、感情は、突然、

無秩序に起こるものだと

思いがちですが、実際は、

そうでは、ないのですよね。

 

その感情が起こる前に、

必ず、何かを呟いています。

 

それに気づけば、感情を忌み嫌ったり、

どうして、こんな感情になったのかと

自己嫌悪になったりすることもなく、

ただ、それをそれとして、

受け入れるようになりますよ。

 

そうすれば、しめたものですよね。

 

自分の感情に振り回されることなく、

自分の気持ちを大事に

できるようになりますからね。

 

今日の記事がそのことで、

思い悩んでいる方にとって、

解決に至る、何かのきっかけになれば、

幸いです。

 

ぜひ、何を頭で呟いているのかを

チェックしてみてくださいね。

 

どうもありがとうございました。